現在政府発表では日本の食糧自給率は約39%、食肉製造のための穀物飼料なども勘案すると17~18%という説もあります。
この3つを実行すれば、食糧自給率100%は達成可能です!!
1、腹八分目
過ぎたるは及ばざるがごとしの例え通り、「ほどほど」が日本人の本来の美徳です。
現在の約3000Kcal → 2000Kcal にしましょう。
人間が生きていく上には1日のカロリー摂取量は2000Kcalで充分。食べ過ぎて
メタボになったり、ダイエットをしているのでは何のために食べているか解りません。
輸入までして食べ物をひとり占めし、食べ過ぎている日本人が毎年開発途上国の
数百万人の命を奪っていることをしっかり受け止めなければならないのです。
食べ放題や大食い競争、グルメ番組などは考え物です!!
2、和食・こめ食化
農林水産省の発表する「代表的な朝食献立の食糧自給率」によると、朝食をご飯、
味噌汁、干物、漬物などの和食にすると、食糧自給率は64~85%となり、食パン、
ハムエッグ、サラダ、牛乳などの洋食にすると13~15%になるとされています。
和食回帰が食糧自給率を高めるのにいかに重要かがうかがえます。又、現在自
給が辛うじて確保されており、日本の風土に適した「こめ食品」を守り、育てること
が、食糧自給率100%を目指す上でのキーポイントと言えます。
※小麦や大豆などの作物はいわゆる毒素が発生したり、土地がやせてしまうため、何年も続けて同じ
ものを、同じ土地で作り続けることが難しいのです。日本の様な狭い国土で繰り返し同じ物を効率よく
作り続けるには水田=米以外にはありません。
3、残飯20%カット
現在の日本の残飯廃棄率は25%、すなわち食べ物の4分の1がムダに捨てられ
ていることになります。作る人の苦労に敬意を表し、食べ物を大切にすることが、
食糧自給率100%への最短距離です。
今流行りのバイキング料理はもってのほかです!!
国内産の食糧だからといって、完全に安全だとは言えませんが、国内では問題が
発生した場合何らかの手を打つことができても、輸入品では輸入完全停止のほか
に対策がありません。危険な食品かどうかを判断する前に食べ物がなくなってしま
う訳です。外国でのたった一頭の狂牛病の発生によって、日本全国から牛丼がな
くなってしまったのがそのよい例です。「食の安全性を確保」する最も有効な方法は
食糧自給率を100%にすることなのです。